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(四)無線電信による通信(毎秒300ビットを超えるデータ伝送を行うものに限る。)を行う場合は、次の条件の適合すること。
(1)(三)の(1)、(3)及び(4)の条件に適合するものであること。
(2)送信信号は、次のとおりであること。
ア 構成は、別図第十四号のとおりであること。
イ (三)の(2)のイからオの条件に適合するものであること。
(五)無線電話による通信を行う場合は、次の条件に適合すること。
(1)(三)の(1)及び(3)の条件に適合するものであること。
(2)送信信号は、次のとおりであること。
ア 構成は、別図第十五号のとおりであること。
イ (三)の(2)のイからエの条件に適合するものであること。
ウ フレーム同期符号は、Iチャネル及びQチャネルともに24ビットで構成され、「1111 1010 1111 0011 0010 0000」であり、バーストモード同期符号は、Iチャネル及びQチャネルともに40ビットで構成され、「0000 0111 0111 1011 1111 0001 0110 1011 0010 0010」であり、いずれもスクランブル及び誤り訂正符号化はされないこと。
(3)誤り訂正符号は、符号化率4分の3、拘束長7のバンクチャド畳み込み符号(畳み込み符号に対して規則的に適切な冗長ビットを間引くことにより符号化率を柔軟に変化させる符号化をいう。以下同じ。)とし、そのもとになる符号化率2分の1の畳み込み符号の生成多項式は、次のとおりとする。
G1(X)=1+X2+X3+X5+X6
G2(X)=1+X+X2+X3+X6
(4)音声符号化は、毎秒16,000ビットの最尤量子化適応予測符号化方式(音声の冗長性を線型予測処理により除去するとともに、原信号と再生信号の歪みが最小となるように予測残差信号を適切なレベルで量子化する符号化方式をいう。以下「APC−MLQ方式」という。)であること。
(六)呼出し及び応答信号は、次の条件に適合すること。
(1)(三)の(1)、(3)及び(4)の条件に適合するものであること。

 

 

 

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